2006年11月03日
かずさアクアシティに超大規模ショッピングセンター建設(1)
木更津市金田地区のかずさアクアシティに超大規模複合型ショッピングモールの(仮)モールオブザワールドキミサラズ(MOW)が建設される．
東京湾アクアラインの千葉側の着岸地のかずさアクアシティ(266ha)内に建設し、総延床面積約300,000m2超える超大規模ショッピングモールとなる．ららぽーとTOKYO-BAY が敷地面積171,000m2・総延床面積が255,000m2なので、モールオブザワールドキミサラズはこれを超える規模となる．左地図の、ピンクの丸が(仮)モールオブザワールドキミサラズ(MOW)．グリーンの丸が新日本製鉄跡地にできるイオンモール．
ショッピングモールは3期に分けられて建設され、第1期は中核となるショッピングモールを作る．第1期の完成は2011年の予定で、建物の構造部分だけで450億円の投資を見込んでいる．最終的には投資総額は700億をこえる．日本・米国・欧州から3店の郊外型百貨店が出店する予定になっていて、日本の百貨店はすでに内定している(ただし、まだ公表されていない)．また、約800の専門がオープンする．第2期はテーマパークを建設し、さらに2つの核店舗と約200の専門が追加オープンする．
第3期は分譲マンションや介護付きホテルが入る超高層ツインタワーなどが建設される．2009年に着工をし、全てが完成するのは2016年以降になる予定だ．半径30kmの商圏を想定しており、東京湾アクアライン対岸の横浜・川崎・品川の約300万人の生活圏と、千葉県側の約300万人をあわせて600万人の商圏人口を想定している．
モールオブザワールドキミサラズを建設するのは、カナダのショッピングセンターデベロッパーのトリプルファイブと、日本のCC商業システム研究所との合弁会社である(株)アイエムアイ(IMI)だ．合弁となっているものの、実質上外資といっていい．トリプルファイブは、ユダヤ系カナダ人4兄弟のファミリーカンパニーで、カナダの世界最大のインドアモールのウエストエドモントンモール(West Edmonton Mall)を開発運営している会社だ．ウエストエドモントンモールには、デパートや映画館・110軒以上のレストランの他にも、動物園や水族館・アイススケート場・マンモスプール、遊園地などの娯楽施設も併設されている．
かずさアクアシティのとなりの新日本製鉄跡地にできるイオンモール(ジャスコ)予定地．こちらもかなりデカイ．イオンモールの正式な発表はされていないが、2008年春オープン説が有力だ．
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