2006年10月19日
旭硝子船橋工場の土壌浄化工事
テレビのブラウン管用ガラスなどの製造を行っていた船橋市北本町1丁目の旭硝子(株)船橋工場は、2004年3月末をもって工場を閉鎖した.
しかし、船橋工場跡地の土壌と地下水からは、環境基準値の7300倍のヒ素と、六価クロムや鉛など5種類の有害物質が検出された.土壌約20万tの浄化を清水建設がおこなっているが、土壌約浄化には約60億円の費用と3年の月日がかかる見込みだ.
旭硝子(株)の、自動車用ガラスを製造した兵庫県尼崎市上坂部の工場の土壌においても、基準の650倍ヒ素やフッ素・鉛などが環境基準を超えていた.また、茨城県神栖市東和田の旭硝子(株)鹿島工場においても敷地内の土壌などからは、基準の10万倍四塩化炭素・基準の5000倍ジクロロメタンなど揮発性有機化合物や重金属が環境基準値を超えて検出されている.
都市計画道路の下は、もともとは旭硝子の工場であったため、舗装をはがして土壌を掘り起こして浄化作業をおこなう.
左写真は1974年(昭和49年)の旭硝子船橋工場.右写真は1979年(昭和54年)の旭硝子船橋工場.
左写真は1984年(昭和59年)の旭硝子船橋工場.右写真は1989年(平成01年)の旭硝子船橋工場.
しかし、船橋工場跡地の土壌と地下水からは、環境基準値の7300倍のヒ素と、六価クロムや鉛など5種類の有害物質が検出された.土壌約20万tの浄化を清水建設がおこなっているが、土壌約浄化には約60億円の費用と3年の月日がかかる見込みだ.
旭硝子(株)の、自動車用ガラスを製造した兵庫県尼崎市上坂部の工場の土壌においても、基準の650倍ヒ素やフッ素・鉛などが環境基準を超えていた.また、茨城県神栖市東和田の旭硝子(株)鹿島工場においても敷地内の土壌などからは、基準の10万倍四塩化炭素・基準の5000倍ジクロロメタンなど揮発性有機化合物や重金属が環境基準値を超えて検出されている.
都市計画道路の下は、もともとは旭硝子の工場であったため、舗装をはがして土壌を掘り起こして浄化作業をおこなう.
左写真は1974年(昭和49年)の旭硝子船橋工場.右写真は1979年(昭和54年)の旭硝子船橋工場.
左写真は1984年(昭和59年)の旭硝子船橋工場.右写真は1989年(平成01年)の旭硝子船橋工場.
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この記事へのコメント
1. Posted by こおり 2006年10月19日 11:09
写真の撮影年が変なのと、みんな「左写真」になってますよ。
前者の2枚は1974、1979(1980年の船橋高架化前)ですよね?
→訂正しました(vivit).
前者の2枚は1974、1979(1980年の船橋高架化前)ですよね?
→訂正しました(vivit).
2. Posted by ふな 2006年10月19日 14:08
自分が船橋に移り住んだのがこの10年少々の話ですが、ホント…目の前の長津川挟んだすぐそこがこんな事になっていたってのは、ある種予想はしてたもののねぇ…
実家も化学コンビタップリの神栖から近かったりするので、何か複雑ですけど…。
実家も化学コンビタップリの神栖から近かったりするので、何か複雑ですけど…。