2006年08月14日

首都圏大停電(1)3

お盆休みの2006年8月14日(月)の朝 7:38AM ごろ、突然首都圏大停電が襲った.
写真は市川市行徳地区の送電線.
20051104-市川市行徳・鉄塔・江東線・枝線-1222-DSC04965







東京都心千葉県神奈川県の一部の計約139万世帯で大規模な停電が起きたのだ.千葉(浦安市富士見3丁目)と東京都(江戸川区南葛西7丁目)の境の旧江戸川を渡る27万5000Vの幹線送電線(江東線)に、クレーン船が引っ掛け高圧線に損傷をさせたのが原因だった.
写真は現場から少し離れた旧江戸川
20051104-江戸川区・旧江戸川-1251-DSC0501320051104-江戸川区・旧江戸川-1308-DSC05054







この送電線から電力を受ける葛南(千葉)・江東(東京)・城南(東京)・世田谷(東京)・荏田(神奈川)の5つの変電所が止まった.さらに東京電力の切り替えミスも重なり別系統の送電も停止し、最大で4時間以上も停電になった.
20060820-東京大停電-0926-DSC0739320060820-東京大停電-0926-DSC07388







特に千葉県の複数の火力発電所から電力を供給していて、船橋市の奥にあるには巨大なハブ変電所(高圧変電所)である新京葉変電所(県民の森とアンデルセン公園のとなり)から、27万5000Vの幹線送電線(江東線)が90本の鉄塔を使って都心に電力を給電している.
vivit2006p2 at 22:44│Comments(1)TrackBack(0)今、船橋2006 

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この記事へのコメント

1. Posted by こおり   2006年08月28日 14:42
江東線が、船橋市内の大規模変電所から、市内の馬込霊園や運動公園の近所を通って、海神方面を通っていたとは今まであまり意識してませんでしたね。
それが都心への唯一の275kV架空送電線だったとは。

江東線という送電線鉄塔は、見てはいましてたけど、(江東区あたりへ送電する)支線のひとつだと思ってました。^^;)
建設当時は東部幹線という名前だったそうです。
http://transm.web.infoseek.co.jp/soudenn117.html
http://transm.web.infoseek.co.jp/soudenn9000.html

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